2021-04-28 第204回国会 参議院 憲法審査会 第1号
女性差別、外国人差別、障害者差別、LGBT差別、部落差別、アイヌ差別などなどの差別です。これらの差別を撤廃することを憲法は強く求めています。 そんな中、先日札幌で、同性婚を認めないことは憲法十四条に反するという判決が出ました。まさに憲法を生かせと裁判所は言っているわけです。それこそ国会が実現すべきことではないでしょうか。ジェンダー平等を求める声も、憲法十四条、十三条を求める声です。
女性差別、外国人差別、障害者差別、LGBT差別、部落差別、アイヌ差別などなどの差別です。これらの差別を撤廃することを憲法は強く求めています。 そんな中、先日札幌で、同性婚を認めないことは憲法十四条に反するという判決が出ました。まさに憲法を生かせと裁判所は言っているわけです。それこそ国会が実現すべきことではないでしょうか。ジェンダー平等を求める声も、憲法十四条、十三条を求める声です。
次に、今度、放送におけるアイヌ差別に関して伺いたいと思います。 皆様も御存じだと思います。本年三月十二日に、ある民放の情報番組において、アイヌ民族を描くドキュメンタリー作品を紹介した後に、VTRの中でお笑い芸人さんが、この作品とかけまして、動物を見つけたときと解く、その心は、あ、犬と発言しました。
それで、最初に確認をさせていただきたいんですけれども、日本では他国にはない人権問題としての部落差別やアイヌ差別問題がありますし、また在日韓国・朝鮮人や在日外国人の差別問題が非常に多く存在しております。 このように、日本に存在している人権侵害の問題とまたいわゆるマイノリティーに属する女性たちは、それゆえの差別の上にさらに女性として二重三重の差別を受けているわけです。
また、この北海道のアイヌの子弟が道外に住んでおりますが、その多くは関東や関西に職を求めて、あるいはアイヌ差別から逃れてきた者であります。東京都が平成元年に行った東京在住ウタリ実態調査では、在京のアイヌは二千七百人と推計されておりますから、首都圏全域では相当数に及ぶものと思われます。
そしてまたアイヌ差別、部落差別、そういう日本の中での固有の歴史性や独自性を持った差別、身分差別もまだまだ残っているわけですね。そういうことがこの日本の社会に存在しているということはみんな認めていると思います。ですから、それを早くなくしたいというのがやっぱりみんなの共通の認識だと思いますが、その点は私は外務大臣も同じ考えであると受けとめますけれども、その辺のお考えを伺います。
次に、教育の場におけるアイヌ差別について申し上げたいと思います。 今、学校教育の場において子供たちのいじめが大きな問題となっております。文部省はもちろん、多くの教育関係者が腐心をされているわけです。しかし、いじめはアイヌ社会においては今始まったことではないのであります。アイヌ社会といったら、アイヌだけのことではなくて、アイヌの児童が通っている学校でのことであります。
朝鮮人差別、部落差別、アイヌ差別、黒人差別、そんなところでしょうか、それから障害者差別。本当はここで紹介したいのですけれども、ちょっとこれを議事録に載せること自体はばかられようなひどい言動が行われているようでございます。全くユーモアを感じさせない、本当にどこがこんなことがおもしろいのか理解できないわけですけれども、こんなことがこの世の中で、東京で公然と行われた。
先ほどは高校での差別発言あるいは結婚問題に関する人権救済というお話でしたけれども、制度的に法務省の方で何かアイヌ差別、ウタリ差別、こういうものが残っているということはございませんでしょうか、法的な側面で。
私どもは、同和問題と同様に、そういった差別の土壌というものを根本的に改めない限り差別というものはなくならないという考えに立っておりますので、この事件が発生しましたときには、その差別をした人に対して啓発を行う、同時に、周辺地域に対しましても、アイヌ差別、ウタリ差別というものがいかに根拠のないものであるか、それが人権をいかに傷つけるものであるかということを啓発してまいっております。
アイヌ差別というのが今なおなくなっていないということがきのうの衆議院法務委員会で指摘されたそうですけれども、その実態をお聞きしたいと思います。
そういうことを考えますと、部落問題は当然のことながら、我が国に存在するところのアイヌ差別の問題、沖縄出身者に対する差別の問題、あるいは在日韓国人、朝鮮人、その他のアジア系の外国人に対する差別などが対象になってくることは明らかではないかと私は考えておるわけでございます。
さて、世界人権宣言規約の問題について御質問をさせていただくわけでありますが、部落差別を初め沖繩差別あるいはアイヌ差別、職業差別、障害者に対する差別や男女の差別、本当にわが国社会は先進国だと言われながら国内に多くの差別が満ち満ちておるわけであります。同時に、外国人に対して差別が余りにもひど過ぎるのではないか。先進国中で一番差別的であると言っても過言ではない、このように思うわけであります。